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ありがとう、運転手さん。

バスの問題も一応、決着がついたような雰囲気です。昔の仕事場を思わず思い起こされるような(苦笑)出来事ではありましたが、色々言っても仕方ありません。今は月曜日からダニがスムーズに登校できるよう祈るばかりです。

そう思っていた矢先、電話が鳴りました。出てみると、初日にダニを乗せていってくれたプリスクール生用のバスの運転手さんです。月曜日からあむは彼女のバスに乗るわけですからそのことかと思いきや、ダニのことを心配して掛けてきてくれたのでした。

オフィスがダニのことを結局どうすることにしたのか彼女は知る由もなく、ひょっとして未だに私の「待ち」状態が続いているのかも・・・と思ったらしいのです。それで、もし今もまだダニのバスが決まっていないようならば、月曜日に彼女がダニとあむを一緒に乗せてくれた後、順路を少し変えればダニが8時45分までに学校に到着するように出来るとおもう・・・と言うのです005.gif

当然、そんなことをすれば彼女が乗せているほかの生徒さんのスケジュールも変わってきてしまいますから、私としてはどうしたいかを聞くために連絡をくれたわけです。


バスの運転手さんは、オフィスに決められた路線をただ走るだけで、それ以外のことには無関心かもしれません・・・が、その「決められた路線を走る」事に関しては、「これは私の仕事」というプライドを持って仕事をされています。ダニは元々彼女の「乗客」で、彼女はオフィスに言われたとおりにダニを15分遅れで学校に届けてしまったわけですが、それは彼女のプライドを大いに傷つけ、彼女にしてみれば納得のいかないことであったわけです。


こういうことで、バスを乗り換えることになった・・・と伝えると、その乗り換えのプロセスを細かく教えてくれ、それならばダニは大丈夫だから安心して・・・と言ってくれました。あむはこれから彼女のバスにお世話になりますが、とても信頼できる、良い運転手さんにめぐり合えた気がします053.gif



・・・こういうことがあるから、この国もまだ「捨てられない」(笑)
by kamenikki | 2009-08-30 03:11