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インフルエンザ

連日日本のニュースをネットでチェックしているのですが新型インフルエンザの勢いが衰えるどころか、これからが本番・・・というような見出しが躍っているのをみて心配しています。みなさん、手洗い・うがい・マスク・・・とできることから予防に努めてくださいね。

で、こちらのほうはどんなことになっているかといいますと・・・

し~ん・・・

とでも表現すれば良いのでしょうか、私達の住む辺りでは関心が薄すぎるのでは??と思ってしまうぐらい、ほとんど話を聞きません。

日本では学校で(季節性の)インフルエンザの予防接種はやってくれますが、こちらではそれぞれの家庭で子供たちに接種させる、させない、を決めてどこで接種させるかも決めなくてはなりません。かかりつけのお医者さんで受けると我が家の場合は保険が利きますのでタダで受けられますが、いつでもというわけには行かず、大抵は、「インフルエンザ接種日」という日が設けられるのでその日に予約を入れて連れて行かなければならないのです。

そろそろその「インフルエンザ接種日」が公表されるはず・・・と掛かりつけの小児科の先生のHPを見てみたら、ありました。9月は15日、10月にも3回ほどチャンスがあります。さっそく予約を15日に入れ、その日に子供たちが具合が悪くなったりしないことを祈って一応準備は万端です。

では新型のほうは???というと、これがびっくり(?)と言っていいのかわかりませんが、子供たちの小児科の先生のところでは「H1N1の予防接種はいたしません」と告知されておりました。

それならば・・・と私達が住む地域を管轄している保険・衛生局のHPを見てみました。すると、「この地域で開業されているお医者さんでH1N1のワクチンの接種を考えている場合は、受け持っている患者のうちハイリスク(妊婦や合併症などを引き起こすおそれのある患者さんなど)に該当する人が何人いるかを記述の上、当局まで申し込んでください」とありました。

う~ん、すると子供たちの先生は、一応ハイリスクに該当する新生児をたくさん抱えてはいるものの、接種はしないという決断をされたということなのでしょう。

それならば・・・と今度は私の主治医の先生に電話をしてみました。こちらのほうは、「接種日」のようなものは設けていないので、普通の日に予約を入れればいつでも受けられるのですが「来月の半ばまで待ったほうが、インフルエンザのピークの終わりまで効果が持続するからお勧めですよ♪」と言われました。新型のほうは「当然のように」接種の予定はないとのことでした。


ということは、ハイリスクとまではいかない我が家の子供たちや私の場合、新型のワクチンは打ってもらえないということになりそうです。

季節性の予防接種ですと、かかりつけのお医者さん以外でも、ドラッグストアーや、食料品のスーパーなどで、決まった曜日や決まった時間に(まるでわんこの予防接種のように(笑))予約なしで直接行って受けることができますので、こちらではかなり「お手軽」な部類の予防接種なのですが、新型用予防接種のハードルは高そうです。



日本では、希望者にどのように(実費らしいですが)接種をすることになるのでしょう?やはりホームドクター制度がないとなると、直接個人が保健所などの機関に自分はハイリスクであるということを伝えて接種してもらうのでしょうか?すると妊婦さんなどは割りと分かりやすいですがそうでない場合は診断書を添えてなんてことにもなったりするのでしょうか??



予防接種やタミフルなどの治療薬の騒ぎが、できることなら「取り越し苦労であった」と後から振り返ったときに思えるようになってくれたら・・・と思います。